心理学科 / あたたかなまなざしと、確かな実力を備えた「こころの専門家」を養成する

卒業生からのメッセージ

小川 七星さん

勤務先文部科学省

上智で社会心理学に出会い、ステレオタイプや偏見、差別の問題に関心を持ったことが今の仕事にもつながっています。在学中には、「ダイバーシティ・ウィーク」という学内イベントの立ち上げにも携わりました。学科内外問わず、関心のあるテーマについて自由に取り組むことを許される環境だったことが、今の自分の礎を築いてくれたと思っています。

引土 達雄さん

勤務先国立研究開発法人 国立成育医療研究センター

国立成育医療研究センターでは、乳幼児期から思春期までのお子さんや保護者への心理面接を行っています。また、家庭養護に変革しつつある社会的養護分野の調査と支援の研究を行っています。臨床や研究を行うことへの修練は常に積んでいかなければいけないものですが、上智大学で過ごし学んだことは知識だけではなく、先生方の研究への姿勢、かけてくれた言葉や、仲間との思い出は、いつでも大事なことに立ち返らせてくれています。

石井 辰典さん

勤務先早稲田大学

文学や哲学に熱を上げたり、サークル活動にのめり込んだり、図書館にこもって色々な分野の本に目を通してみたり、思えばなんて刺激的で充実した4年間だったでしょう。ゼミでは、自分とは他者なしで存在できるのかといった青臭い疑問に挑むべく社会心理学研究室に所属し、大学院まで進み、研究者の道に進みました。四ツ谷の小さなキャンパスには自分の知らない広い世界が待っています。

木村 めいさん

勤務先一般企業

「心を科学する」その意味を知りたくて、心理学を選びました。学び始めていろんな分野に触れ、ますます興味が湧きました。次第に子どもへの関心が高まり、ベビーシッターの仕事を始め、教職課程も取りました。現在はファミリー世帯を支えるインフラ事業に携わっています。心理学科で育まれた傾聴の姿勢は、どんな場面でも支えになっています。将来的には子育て世代が働きやすい組織づくりや異職種連携の促進に貢献したいです。

※勤務先・所属等は取材時現在のものです。