社会福祉学科 / 社会的・文化的に生きる「人間の尊厳」を研究しこれからの福祉社会のデザインを描く

笠原 千絵准教授

研究分野知的障害者福祉論

教員プロフィール

主な大学院担当科目

これまで指導した主な研究

これから入学したい方へのメッセージ

このページにたどり着いた方の中には、実践、組織、政策をめぐる疑問や壁にあたり、より良い実践の根拠、方法を探ろうと試みられている方がいるかもしれません。研究とは、疑い、観察し、考えることから始まります。この目標でよいのか、他によい方法がないか、何が妨げになっていたのか…といった日々の思考訓練、それを説明する理論や枠組みの習得、調査という系統的な方法による新たな知識の生産、そして考察。大学院での鍛錬を通して、当たり前と考えていた前提に挑むような考え方、問いをたてる習慣をもつことで、世界の理解が広がり、実践を変えるきっかけとなるでしょう。

私自身は、知的障害のある人たちと共に行うインクルーシブリサーチに取り組んでいます。最も声が届けられにくかった知的障害のある人たちが、社会をどのように見ているのか、どう自分たちなりにたくましく生きているのか、当事者の声で社会に投げかけることには、現状を変えていく可能性があると考えています。障害の社会モデルを切り口に、様々な格差や生きづらさを生み出している現状を問い、権利、参加、インクルージョンに向けて社会を切り拓いていくような研究を目指しています。上智大学で一緒に研究することを楽しみにしています。