在校生
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堀米 千心さん
学年2023年度入学
憧れから学びへ、そして未来へ 助産師になりたい、英語を学び続けたい――どちらの想いも大切にしたかったことが、私が上智大学で学ぶことを決めた理由です。グローバル教育に力を入れる上智大学は、私にとって理想の環境でした。そして何よりも、オープンキャンパスで出会った在校生たちが皆、自立していて笑顔にあふれ、まぶしいほどに輝いて見えたのを覚えています。私もここで学びたいと、強く憧れを抱きました。
私は現在、留学生との交流や短期留学を通して、国際的な視野や言葉の壁を越える力、行動力を身に着けることができています。看護の授業や実習では、専門的な知識に加え、患者さんに寄り添う姿勢も実践を通して学び、自分が確実に看護師に近づいていると感じています。また、看護学科では、在学中だけでなく生涯にわたり支え合えるかけがえのない仲間や、温かく丁寧に指導してくださる先生方にも出会うことができました。このような学びや経験、出会いを通して、かつて私が憧れた在校生のように、自分自身も笑顔で前向きに、そして力強く輝けていると感じています。
上智大学看護学科では、日本にとどまらず、海外での活躍も視野に入れられる環境の中で、人として、そして看護師を志す者として、大きく成長することができます。ここでの学びは、あなたの未来を大きく広げてくれるはずです。
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新井 佑佳さん
学年2023年度入学
上智大学看護学科での学び 上智大学での学びの中で、看護の本質に触れ、自分自身の成長を実感できた経験をしました。なかでも、2年生で実施した基礎看護学実習は、最も印象に残る学びとなりました。
この実習では、初めて患者さんを受け持ちました。患者さんは寝たきりの状態で、私は限られた状況の中でコミュニケーションを大切にし、得られた情報から必要なケアを最大限に考えなければなりませんでした。どのようなケアがその方にとって最善であるのか、試行錯誤の連続でした。しかし、その経験を通して、知識や技術だけでなく、患者さんの価値観に寄り添うことの大切さを学ぶことができました。
実習の最後に、患者さんから「看護は人と人がつながって、いいことだね。楽しかった。ありがとう。」と言っていただいたことは、生涯忘れられない言葉になりました。
上智大学では、看護の専門知識だけでなく、哲学や一般教養、そして実習を通して、多面的に物事を考える力を養うことができます。「他者のために、他者とともに」という理念のもと、看護師を目指す一人として、これからも患者さんに寄り添う姿勢を大切にしていきたいです。
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村松 温さん
学年2024年度入学
尊敬される看護師を目指して 私が上智大学の看護学科を志望したのは、その特色である「ヒューマンケアリングに基づく看護実践」を深く学べると感じたからです。幼少期から両親の影響を受け、看護師になりたいと志し、勉強に励んできました。そんな両親から「看護師には、患者さんに寄り添い敬う心と、患者さんを深く知ろうとする姿勢が大切だ」と教わりました。その言葉を胸に、私は「患者さんの話に真摯に耳を傾け、その方の意思を尊重できるような看護師になろう」と心に決めました。そのため、私の理想の看護を追求する上で、ヒューマンケアリングを根底においた学習ができているのは、大変恵まれた環境だと日々感じています。
また、1年次には四ツ谷キャンパスで、他学部他学科の授業を受けることができます。そこでは、医療の視点だけでは気づくことのできない多様な考え方や価値観に触れることができました。1年次に看護以外の多様な視点を培うことができた経験は、現在の学びにおいても新たな気づきを得るきっかけになっていると実感しています。
高いレベルで、視野を広げられる学びの機会を提供してくれる上智大学看護学科に入学できて、本当に良かったと心から思っています。みなさんのご入学をお待ちしています。
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齋藤 真衣さん
学年2024年度入学
広い視野を持った看護師を目指して 上智大学看護学科は、総合大学の強みを活かし、専門分野を学べる環境が整っています。看護師は人を「看る」仕事であり、そのためには広い視野が求められます。本学科での4年間の学びは、実際のケアの場面で大いに活かされると思っています。
四谷キャンパスで過ごす1年次では、必修授業や選択科目で、他学部他学科の学生と関わることで、多様な価値観や考え方に触れる機会を得られます。私自身、教養科目の社会福祉系や共生社会についての授業から、人間の身体的、精神的側面だけでなく、社会的側面について理解を深めることができました。これは、人を多角的に捉える「全人的な看護」へとつながる重要な学びであったと感じています。
2年次以降の目白聖母キャンパスで、看護の専門的な知識やケア技術、手技を集中的に学ぶことができます。先生方はいつも温かくご指導してくださるので、疑問点も質問しやすく、着実に技術を高められる環境です。講義後に行う手技の自主練習では、学生同士で協力をし合い、互いに切磋琢磨しながら学びを深めています。
このように、上智大学看護学科では、高度な看護技術の習得はもちろんのこと、幅広い教養を身につけることができます。ぜひ、本学科で私たちと一緒に看護職への道を目指しませんか。
卒業生
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嶋田 朝子さん
職業看護師
私は東京大学医学部附属病院で、心臓のレシピエント移植コーディネーターとして勤務しています。心臓移植を希望している患者、心臓移植を待っている患者、移植患者をされた患者を支えています。心臓移植の待期期間が長くなっている今、患者や家族を支えていくこと、また移植後も一生治療が継続するため患者へのサポートは多岐に渡ります。
私が上智大学を選んだのは、看護の勉強をしつつ、他学部の方もいるキャンパスで勉学に励むことができると思ったのが一番大きかったです。1・4年生の際には四ツ谷キャンパスにて、他学部の学生とともに一緒に学ぶことができる環境は、看護以外の分野も学ぶことができました。今仕事をしている際にも、様々な患者と関わりあう際に生かされていると日々感じています。
また2年生から始まる実習でもいろいろな病院で実習をさせていただいたのは、大変なこともありましたが、様々な病院を見ることができたのは看護師となって働く今ではとても貴重な学びをさせていただいたと思います。3年生の分野別の実習の際や、4年生のゼミなど上智で学んだ一つ一つが今の私の土台となっていると感じます。また上智の教育精神である「他者のために、他者とともに」は、‘看護とは’を考える基盤となっています。とくに2年生の際のコミットメントセレモニーの際は、自分にとっての看護とは、看護師って何かと考えるきっかけとなりました。今でも悩んだときはその時の学びに振り返って考えることがあります。
上智看護で4年間学んでいる際、私は上智管弦楽団にも所属し、部活動も頑張りながら過ごしていました。その間に頑張ったこと、出会った人は今でも私の糧となっています。
上智大学の看護学科で4年間過ごすことは、看護の勉強をすることはもちろん人として成長、そしてその後の看護師生活の原点となる学びができる場所であり、また自分の学びたいことを学ぶことができる素晴らしい環境です。ぜひ皆さん、上智看護で学び、看護の世界で一緒に働けることを楽しみにしております。
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山田 晃秀さん
職業保健師
私は静岡県の熱海市で、自治体保健師として働いています。保健師になるための学校は多くありますが、主に2点の理由から、上智大学を選んで良かったと考えています。
1点目は、人について深く考えられる点です。保健師が行う大きな業務のひとつに、健康課題を抱える市民に家庭訪問するというものがあります。対象者は様々な課題を抱えています。課題同士が複雑に絡み合い、解決の糸口を探すことが難しいこともあります。そのような時、大切となる姿勢が「対象者にとって何が大切か」、「対象者が人間らしく、また対象者らしくあるためには、何が欠けているのか。その欠けている部分を補うために必要なものは何か」ということを一貫して突き詰めて考えていくことだと思います。このような姿勢は、上智大学でキリスト教ヒューマニズムや人間の尊厳について深く学んだからこそ、身についたのだと考えています。
2点目は、幅広い知識を修得できる点です。保健師が行う業務は多岐にわたります。先に述べた家庭訪問はもちろん、保健指導や健康教室の実施、健診受診率の算定、補助金の請求、各種報告書の作成等も行います。これらの業務を行うためには、看護以外の幅広い知識が必要になります。具体的には、表計算ソフトの取り扱い、税金の流れ、文章の構成方法等が挙げられます。また、全ての業務が法律に基づいて行われているため、法律の知識も不可欠です。上智大学は総合大学ですので、これらの知識を身につけられます。また、講義の質が高いので、知識の水準も高いものにでき、保健師の業務に即、活かすことができます。
以上の理由から、私は上智大学を選んで良かったと考えています。
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公門 百夏さん
職業助産師
受験生の皆さん、こんにちは。私は慶應義塾大学病院で助産師として働いています。助産師と聞いて出産をサポートする仕事をイメージする方が多いと思いますが、妊婦さんや産後のお母さんと赤ちゃんのケアにも携わっています。
私が上智大学を選んだ理由は、総合大学であり看護学だけではなく興味のある教養の授業が選択可能なカリキュラムだったからです。私は教育学や心理学の授業を選択していました。看護学以外の分野の教養を深め視野を広げられたことは、多角的な視点を持つ力の基盤になったと感じます。
実際に上智大学に入学してよかった点は沢山ありますが、一番は学ぶ意欲が自然と磨かれ楽しく学習できる環境が整っている所だと思います。看護学科の授業を担当するのは各分野のプロフェッショナルの先生方です。興味深い授業ばかりで、幅広い専門的知識や技術を学ぶことが出来ました。また、看護学科の友人との出会いも私の学ぶ意欲を高めました。私の友人には病院看護師としてのキャリアアップを目指す人の他に、看護師として国際的に活躍することや地域保健の向上に携わることを目指す人もいました。上智大学には「学んだことをどのように社会貢献や自己実現に活用するか」という意識を持った学生が多く、私自身友人から良い刺激を沢山受けました。看護学科での日々は大変なこともありましたが、個性豊かな友人や先生方に支えられ四年間を楽しく過ごすことが出来ました。
上智大学には皆さんの興味や関心を伸ばし楽しく看護を学ぶことができる環境があります。ぜひ上智大学で充実した四年間を過ごしていただきたいです。
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川上 美和さん
職業養護教諭
私は都内にある学校法人立教学院立教小学校(男子校)で養護教諭として働いています。養護教諭は子どもたちの心とからだの健康を支える役割を担います。具体的には、救急処置、児童の健康診断、健康相談活動、保健教育、感染症対策などの多岐にわたる活動を、他の教職員と連携しながら行います。
上智大学の看護学科では4年間、看護の知識と技術の基礎を学びました。特に学内での演習や看護学実習では、学生同士で意見を出しあい、協力しながら学びを深めていきました。仲間とともに協力して課題に取り組むという経験は、社会に出てからも役に立つと思います。
上智で養護教諭を目指すには、看護学科の授業に加え教職課程を履修する必要があります。私も一年次から他の学科の教職志望者と一緒に授業を受けました。さまざまなバックグラウンドを持つ他学科の学生から良い刺激を受けながら、自分の目指す教師像を考えることができました。また、教職課程の授業も教育学や心理学を専門とする先生方から学ぶことができ、自分の視野が広がったように思います。これらは総合大学である上智大学ならではの大きなメリットと言えるでしょう。
保健室には毎日、多くの子どもたちがさまざまな理由で来室します。さっきまで元気に遊んでいた子が突発的に大きなけがをしたり、体調不良に陥ったりすることもあります。そのような時は上智での学びを活かし、適切な対応が行えるよう日々努めています。上智で学んだ養護教諭として広い視野を持ち、子どもたち、保護者、教職員が安心できる学校を目指して、これからも学び続けていきたいと思います。
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安東 彩乃さん
職業大学院生
看護学科は、主に教養科目を四谷キャンパスで、看護専門科目を目白聖母キャンパスで学ぶ、という特色があります。四谷キャンパスでは、総合大学として、他学科の授業の履修、サークル活動や他学部との交流など国際色豊かな学生生活を送ることができます。目白聖母キャンパスは、看護学をメインとした学び舎で、アットホームな雰囲気と専門性を重視した厳しさを兼ね備え、看護の知識・技術を基礎からしっかりと学ぶことができます。
私自身、看護学科の仲間や、授業やサークル活動で出会った他学科の良き仲間と共に、キャンパスライフを謳歌しました。さらに、教職課程での教育実習、海外短期語学講座での短期留学、茶道部での許状取得などの経験も私の貴重な財産となっています。看護実習では、様々な病院・施設で実習をさせて頂き、各病院の特徴を味わいながら看護の在り方を具体的に学ぶことができたことは、就職してからも大きな強みとなりました。また、社会人としての自覚はもとより、専門性の高い看護職としての意識を芽生えさせ、育ててくださった、先生方のきめ細やかなご指導には本当に感謝しています。
卒業後は、大学病院の手術室で勤務しました。大学での実習やゼミで得た学びを基礎とし、先輩看護師の指導のもとで働く中、手術室看護師にとって、専門的かつ俯瞰的な視点が重要であると実感しました。そういった経験から、専門性の深化、多様な価値観との接点を考えた時、大学時代の学びや親身に教えてくださった先生方のことが思い出され、看護の礎を築いてくれた上智大学の門をもう一度たたきたくなりました。
現在は、上智大学大学院総合人間科学研究科看護学専攻修士課程に籍をおき、看護の専門性を追究しながら、臨床経験の豊富な仲間とのディスカッションや他の研究科との交流など、『ソフィア』ならではの魅力を存分に味わい充実した学生生活を送っています。
是非、一緒に、『ソフィア』の魅力を味わいましょう!