心理学専攻

温かなまなざしと確かな実力を備えた「こころの専門家」を養成する

心理学専攻の博士前期課程は,基礎心理学と臨床心理学の2コースに分かれています。
基礎心理学コースには,認知心理学,社会心理学,生理心理学,教育心理学,発達心理学の専門家が在籍しています。脳機能の解析をするためのNIRS(光トポグラフィー装置)や動物実験室,広い作業室を備えた大小7つの実験室,人を対象とした実験参加者登録システムを完備しており,様々な心理学的探究を行うことができます。

また臨床心理学コースには,コミュニティ心理学,精神分析,老年心理学,小児医療,認知行動療法,心理アセスメントの専門家が揃っています。臨床心理学の幅広い対象やオリエンテーションがカバーされています。また臨床心理士,公認心理師の養成カリキュラムも完備しています。実習担当の教員もおり,手厚い指導を受けることができます。

博士後期課程でも様々な専門を持つ11名の教員が研究の指導を行っており,最先端の心理学的研究が行われています。また文部科学省「がん医療専門人材」養成プランの補助金を受け,がん医療で働く心理士の養成プログラムにも対応しています。

多くの優れた卒業生を輩出し,先輩たちのネットワークが全国に広がっているのも,本学の大きな特徴です。研究においても臨床においても各界をリードする人材を数多く輩出してきた本学は,これからも心の解明に向けて飽くなき探究を続けます。向学心あふれる皆様の参入を心からお待ちしています。