社会福祉学科 / 社会的・文化的に生きる「人間の尊厳」を研究しこれからの福祉社会のデザインを描く

平野 寛弥准教授

研究分野福祉原理・福祉社会学・シティズンシップ論

教員プロフィール

主な大学院担当科目

これまで指導した主な研究

これから入学したい方へのメッセージ

上智大学の社会福祉学専攻の一番の魅力は、総合大学ならではの学際的な学びができることだと思っています。大学院というと、特定のテーマを専門的に研究するというイメージを持たれがちですが、問題関心を深く掘り下げ、研究テーマについての批判的な検討を重ねていくためには、専門分野以外の幅広い知見が求められます。上智大学では隣接関連専攻の科目も学ぶことができ、人間科学・社会科学全体を視野に入れた学際的でスケールの大きな研究に取り組むことが可能です。

私自身は福祉政策の研究者ですが、研究者を目指す過程で、専門領域のみならず、政治学や経済学、社会学、教育学、心理学、哲学など、隣接領域についても積極的に学びを深めてきましたが、そのことは自分の今の研究を支える大きな力となっています。こうした学びの「学際性」は、ひとの福祉、すなわち、より良い生き方や生のあり方を考える社会福祉学にとって欠かすことができません。学際的な学びを通じて多種多様な視点を獲得することができてはじめて、ひとの福祉についてより深く理解することができるのです。ぜひみなさんも上智大学の学際的な環境の中で研究に取り組んでみませんか?